畳の張替え時期や目安

畳替えには、裏返し、表替え、新畳の3つの方法があります。
それぞれの違いを見ていきましょう。

裏返し

新品の畳を使用して、3~5年程度経過すると、畳表が日に焼けたり、擦り切れて傷んできたりします。この様な時に行うのが、畳の裏返しです。

畳表は両面を使うことができるため、畳表を反対に引っ繰り返して畳床に貼り直すことで、綺麗な畳に蘇らせる事ができます。

畳表の痛み具合にもよりますが、目安として2~3年以内であれば十分綺麗な畳にリフレッシュすることができます。

畳床と畳表は既存のものを使用しますが畳縁(たたみべり)は新しいもの交換します。

※裏返しの注意点として、5年以上経過した畳表は裏面が枯れたようになっていたり、部分的な変色があった場合は、オススメできません。また、畳表が切れているなどの痛みがある場合もできません。

裏返し前の状態
裏返し前の状態
裏返し作業途中
裏返し作業途中
裏側の綺麗な面を表にします
裏側の綺麗な面を表にします

表替え

畳の表面ゴザ部分が擦り切れたり、ササクレてきたり、汚れが全体的にでてきた時に、畳床はそのままで、畳の表面と畳縁を新品に交換する事を表替えと言います。

畳表面のイグサが新品になると、い草の爽やかな気持ちの良い香りがお部屋に広がります。新しいイグサほど、お部屋の空気中循環の効果が高く、とても健康的です。

畳替えのメンテナンス時期としては、4年から8年位が目安裏返しを4年目にしていたら、合計8年目裏返しをしていないケースで6年以上経過した畳は、表替えとなります。

※ただし、畳床までは交換しませんので、踏み心地は大きく変わりません。畳床がへたって凹んできた、畳の上を歩く時にへこむ感触がある等は、畳の表替えでも解消されません。

変更前
表面のゴザ部分を新調します

新畳とは

畳床も含めて全て新品に入れ替えます。

目安としては、使用して20年以上で適度な弾力性がなくなったり、土台の凸凹が激しくなってきたり、大きな隙間ができたら、新畳に取りかえる事をおすすめします。

当店では極力土台の補修もしますが、それも出来ない時、畳が腐っていたり、シロアリに食べられていた時には、新畳を検討してください。

まとめ

記載している年数はあくまで目安です。
使用方法、畳表の材質、お客様のお好み等によっても変わってきます。
長瀬内装では採寸し、お部屋に合った形に、畳の寸法を割付け、製作致します。お気軽にご相談ください。

地域密着・家族経営の店長瀬内装
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